天上界の神秘

【天上界】中尾英力先生から学ぶ茶懐石講座🍵7/29

懐石秘密箱では、懐石料理と茶道との結びつきから、食事の作法や精神的な豊かさを感じることができる内容となっています。

ガネーシャ✨
ガネーシャ✨

“清らか“が刺さりました✨

中尾先生は富山県を中心に東京、京都、石川など精力的に活動されています。

中尾英力先生

中尾英力氏

中尾英力(なかお ひでさと)先生は、富山県在住の懐石料理の専門家であり、懐石万惣の店主です。1971年11月16日生まれで、1972年の世界料理オリンピックで日本人初の金メダリストとなった父、中尾甚平に師事し、西洋料理を学びました。その後、1989年から藤本登志夫(京都)に師事し、京懐石を学んでいらっしゃいます。

全国の著名な茶人との交流を通じて独学で茶道を習得し、現在は懐石ケータリングや懐石講習などを行い、富山を中心に東京、京都、石川など全国を回っておられます。

茶懐石を通じて宇宙の原理原則を学ぶ

皆様、興味深く先生の話を聞いてます。

ガネーシャ✨
ガネーシャ✨

心に届いたお言葉✨

心に残った言葉を厳選しました👇

茶道は言語の及ばない宇宙の原理というところまで
高めようというのが“お茶”の世界。

どの花も自分が美しいとは主張しない。
ただ美しい。共存している世界。
私がないというところに“美しさ”がある。

全てにおいて“三昧”がとても大切

空海は人の心を10個に分けている。
多くの人は1〜3を繰り返している(輪廻転生)

料理人として10個を例えると、
ラーメン(こそ)素晴らしいと考える(1)

ラーメン三昧になるとこだわりが生まれる。
鶏ガラスープが好きだとか、
全粒の麺が好きだとか…

“ラーメン道”に入った瞬間に気づく。
あれっ、懐石料理も同じだ💡

“ラーメン(も)素晴らしい”になる(2)

たった今、自分は幸せだと気づくことが重要である。

ウクライナで死んでしまう人を救うことはできないけれど、
“来世は幸せな国に生まれ変わってきてね”と願う(3)

輪廻思想はここまで👆(1,2,3)

来世、生まれ変わってこなくていいことを自覚する(4)
次に進むために重要なのが、知っている人に聞くこと(知識)。
知識だけでは駄目で体験を持って“知る“ことが大切。

人間には5つの味覚がある(甘味、酸味、塩味、苦味、旨味)
実は“命”にも6味の“淡味“があることを知る(5)

次は“味”でもなく“形”でもない。
命の尊さを感じる(6)

命の尊さを伝える(7)

空(8)

宇宙そのものと一体となるということ(9)
仏教では唯識論と呼ばれる。

目の前で起きていることは
心の景色である。

お釈迦様の食作法

この食事ができるまでに掛けられた、多くの労苦に感謝します🙏

7粒のお米は端によけ先生自ら回収して畑に戻すことで再生を繰り返します。

蓮の花は泥の中より生じても、少しも汚れるところがありません。

私は今、蓮の花のような“清らか”な境地を味わいました。

あらゆる世界の全ての物にお礼を申し上げます。

茶懐石は奥深く、汲み取りきれていない箇所があります。

皆様の振り返りとしてご参考ください✨

ソニヤさん&梨香さんが舞う(番外)